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ナルニア見てきました   

日曜日、妹がうちの次女と”ケロロ軍曹”を見る約束をしていて
もうそろそろ終わりそうだというのでみんなで出かけた。

しかーーし、さすがに私は見たくない・・・・
(アニメ好きでも好きなジャンルはあるわけなので)

ナルニアでも見ようかなぁ~~とつぶやいてみると長女がそれ見たい!と
言うので、よっしゃーーナルニアを見る名目が出来たぁーーと喜び

家人は世界堂に行くという目的もあったため煩く言わなかったし。
(今回は子供の世話をさせるわけでもなかったし)

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まずは映画館に入り予告を見てて、なんと・・・”ガメラ”の予告で涙が出てしまった。

最近の怪獣物はいや多少前からそうではあったけれど、より人間ドラマみたいに仕上がっていて主役の少年やってくれるなぁーーとポロポロと涙が流れて落ちた。

そしていよいよ本編

戦争シーンから始まって疎開して行く子供達のシーンから始まることは知っていたものの

ガメラで涙腺が緩んでいたせいか、列車を見送る母親や親元から兄弟だけで離れて行かなきゃいけない子供達の不安な表情を見ているだけで涙が出てしまって・・・・

着いた先では引取り主がというよりは、それに仕えている女性が(ロッテンマイヤーさんみたいな)あまり歓迎してない様子。
わりとそんな中でルーシー(次女で四人兄妹の末っ子)は、案外早くにナルニアへの扉に出会う。かくれんぼの最中に空き部屋のようなところに隠されたように置かれたタンス。

それがナルニアへの扉になってる訳だけれど・・・

そのかくれんぼをするということに至るまでの経緯で、長男と末っ子とのやりとりを見てどこも同じなんだなぁーーと感じてしまった。

兄弟の一番上というのは、男女問わず末っ子には甘いようで・・・かくれんぼなんて別にしたかった訳でもないけれど、雨で退屈している末っ子にしようよーーと言われると、じゃあそれもいいかと始める。

それを聞いていた長女(兄妹の中では2番目)と次男(兄妹の中では3番目)はさっきまで静かに遊べって言ってたとか、一人で何かしろと言ってたとかと反論する。
まぁーーどこの兄妹もそうだろうけれど、何かって言うと口げんかが始まる。
けれど、楽しいことには喧嘩も関係なくみんなでかくれんぼを始めて、ルーシーはその扉へと入っていく。

奥へ奥へと進むうちに雪が舞い散る森へと入っていて、そこに街灯がポツンと佇んでいて
そこでタムナスさんと初めてルーシーは会う。

まぁ~~このルーシー役(ジョージ・ヘンリー)の演技の上手なこと・・・・
特に泣くのをこらえている様子とか、こっちが貰い泣きしてしまいそうなくらい。
確かこのジョージちゃん、来日した時に日本語で挨拶をしようと練習してきたのに、本番うまく言葉が出てこなくて涙ぐんでしまったというかわいいエピソードがあったような。

そのときも長男ピーター役のウィリアム・モーズリー君がすぐに涙ぐんでるジョージのそばに駆け寄り、映画の中の兄妹を垣間見たようだったそう。


ナルニアを見つけタムナスさんと出会い、ほんとは人間を見つけたら白い魔女に引き渡さなくてはいけないのに、それがどうしても出来ないタムナスさんは、ルーシーを逃がす、
そして無事に戻ったルーシーはナルニアでは一眠りして夜だったのに、こっちはまだかくれんぼをして扉に入った時に戻ってきた。
だれもルーシーの言うことを信じないし、タンスを確認してもタンスの後ろ板しか確認できない。

こうしてこの物語は、始まるのだけれど・・・・

自分が子育てしてるから余計にそう思ってしまうのだろうけれど、この物語を見ていると兄弟、姉妹のポジションでの性格っていうのものが案外
万国共通なんだなぁと思えてしまう。

次男のエドマンドはなんとなくいつも兄に反発していて、自分で判断していろいろやろうとして失敗する、そんなエドを小憎らしいと思いつつも放ってはおけない長男ピーター、

そんな二人の様子を見ていつも正しいことが基準の長女スーザン、だからスーザンは大胆な行動を取ることはしないし、常に安全な道を行こうというタイプ。
そして末っ子ルーシーは冒険心いっぱいで、尚且つ誰かを想いやることをいつも忘れない自分に正直な子。

うーーん、うちの三姉妹を見ているようだとつくづく。

うちで言えばピーターとスーザンを含めもった長女、エドそのものの次女、ルーシーとやっぱり重なる三女。

だから映画の中で、いろいろな出来事を経験して自分を反省し、相手を思いやり、多少の危険を冒してでもやらなくてはいけないことを学び、そうやって成長していく兄妹たちをみて自然に涙が出てしまったんだなぁーーと思う。

うちの娘も言っていたけれど、2時間半近くあったとは思えない程のめり込んで、最初から最後まで見れた映画だった。たぶん原作を読んでる方でもOK出してもらえるんじゃないかなと思うんだけどな。

映像も丁寧に作られていて、リアルな世界観だった。吹き替えで見たので今度は字幕で見たい所だけれど、タムナスさんの吹き替えが思いもよらず関智一さんだったので、きっと次回も吹き替えで見ちゃうのかな!?

何はともあれ次回作が早く見たい。

by geyschio | 2006-04-13 12:56 | 映画

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