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ヘロQ  とくべちゅ公演”今度は愛妻家”   

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このような・・・”とくべちゅ”なんてタイトルが付いているもんで、あま~~~いお話なのだろうと思いながら、なにせ平日のチケットをなんとか一枚死守したという感じだったので一人でもしょうがないと、6月30日の金曜日に行ってきました。
この回もあとから追加されたからこそ、ゲットできたチケット。

通いなれた西武線・・・下落合駅は降りたことなかったけど。
今は神奈川県民の身なので、久しぶりに乗り、懐かしい10代、20代の事を
思い出させてもらいました。そんな意味でもヘロQさんに感謝!

そしてTACCS1179に到着。
まずは並んでいたグッズを見て、すぐさまTシャツとパンフを購入。
後ろから二列目のど真ん中・・・の席にちょっとタジダジ。
それに、どうやら隣の席は空席のままのようだし・・・・

バンドやってたとき、ステージ側から見るとどの変が目につくかっていうのを体感しているので・・・まずい、これは一番演技者と目があう席じゃないかと冷や汗もんで。
でもまぁ・・・・お芝居は場内暗くなるし、まぁそんな気にしなくてもいいでしょう~~~と着席。

感想書きは下手なので、どのあたりまでお芝居の内容を書いたものか悩むのですが

最初のシーンはリビングソファに座ってる関さん(@北見俊介)と長沢さん(@北見さくら)の食事シーンで、まだこちら側も現実世界からお芝居の世界に入っていく段階なので妙に冷静に食事シーンを見てしまう。

人前で食べるのって気恥ずかしいだろうな~~とか
美味しそうだけど冷めてるんだろうなぁとか。

でもそれもつかの間のことで、すぐに二人のやりとりに引き込まれてこの夫婦の有りようを感じながら・・・・あれ???愛妻家って言うタイトルのわりには、普通に長年付き添ったからこそのドライ感がある夫婦なのね、と入っていった。


どういうわけか1年前くらいから仕事が出来なくなってしまっている世間では割と名の知れたカメラマン北見俊介。
仕事は休んでいても昔からの浮気癖はあいかわらずで奥さんの目が届かないところでは、女の子にせまられたりするとすぐにちょっかいを出そうとする。
この日も蘭子ちゃんという若い女の子が世に出るためならばと仕方がないからと、俊介のもとにやってきた。

そんな所に旅行に旅立ったはずの奥さんのさくらが忘れ物をして戻ってきた。

さくらは、いい加減仕事をしたほうがいいしもう浮気をしないと約束してくれないといろいろと考えると俊介に最終警告をする。

でも長年連れ添ってる俊介はわかっていてもその危機感を感じずにまたすぐに女の子にちょっかいを出した所、それはさくらが頼んだおとりで、さくらはそのあと旅行に行くといって何日も帰ってこなくなった。

俊介の弟子である誠とさくらの父でもあるおかまさんの文太が唯一俊介のそばにいて、そんな俊介に助言をする。

平気なふりをしているものの、いつまでも帰ってこないさくらを気にしている俊介。

そんなこんなしていると、突然帰ってきたさくらはなぜだかマッサージの人を家に招きいれ、したい放題。
今回のことで、反省をした俊介は指輪を見せて、無くしたやつと同じものを探すのに苦労したんだ。・・・・と
これからは心機一転するような発言をしたが、さくらはすでに弁護士を呼び離婚の手続きをしようとしていた。

そして二人は感情的になって声を荒げるが、そんな中俊介が言った言葉は・・・・・・



最初に着席した時、隣にいたカップルの女性がきっとまた泣いちゃうからタオル用意しておかなきゃみたいなことを言っててでも2度目だから大丈夫かなぁ・・・と聞こえてきたので

えっ??そうなの、泣くような展開なの?でもきっと甘いラストで終わるんだろうなと予測して来たので、感激の涙なのかなぁと思いつつ涙もろいほうなので、すかさず自分もタオルを膝に用意。

関さんが蘭子ちゃんにのしかかる場面とかでは、きゃぁ~とか内心思って
ちょっと汗かきながら見ちゃったり
さすがに長年の付き合いの関、長沢コンビだけに
妙にリアルな夫婦感が出てて、妬けちゃうなぁ~~~とか
(小西さんバージョンではどんな夫婦感だしてたのか見てみたかったなぁ)

こんなに近くで俊介の着替えシーン見て、照れちゃうなぁとか・・・・・

私情を含めながらもどんどんお芝居に引き込まれて、
俊介がなかなか旅行から帰ってこないさくらの代わりに、さくらが日課として行っていたお気に入りの記事をスクラップする作業をしてあげるっていうシーンで

俊介がやってやるっていう姿勢ではなく、食事をしたり、テレビを見たりするのと同じようにいつのまにか自然にスクラップしていて、そのあたりから涙がこぼれだし・・・・・

だんだん話の概要が見えてきて、もしかしたらさくらはもういないの?って感じながら見ていて、やはり1年前から仕事が出来なくなった理由はさくらを失ったからだったんだとわかり、予測していたとはいえ俊介の心の叫びがやたらジンジンとこっちの心にも伝わってきて・・・・・・・
ポロポロと涙が落ちるのを止められませんでした~~~~。

関さんのセリフであってセリフに聞こえない・・・切なさ。
関智一という人を好きになって良かったーーーってめちゃくちゃ思わせて頂いちゃいました。

長沢さんの演技力は誰もが知るところで”怒ってるさくら、あきれてるさくら、心配しているさくら”すごくリアルな人間像を与えてくれて、ヘロQの要だなぁ~~と感じちゃいます。

それと今回、永松くんをしっかりと認識できて嬉しかったです。
女の俳優さんは特徴掴めるんですが、男性の俳優さんはいつも私がお目当ての方を見てることが多いのでほかの方が目に入らなくて・・・・(汗)

ワールドカップも録画して見てるとか・・・誠を表現しているのも野球の球に喩えてるのでスポーツ大好きなんですね。

蘭子こと那珂村タカコちゃんもあいかわらず羨ましいプロポーションとパキパキとした味を出して頂いて・・・・気持ちいいです。今回はいろんな意味で羨ましかった~~~~

そして大好きだったのはパパさんの藤田けんさん~~~~。
めっちゃ良かったです。いつもいつも距離を離して見守っていてくれてる役がたまんなくあっていて・・・・


そんなこんなで、ラストシーンを終えもうあちこちで涙をすする音と共に場内が明るくなって、ゲッ・・・このグジュグジュな顔のまま明るくなるなぁ~~と思いつつ出演者の皆様の挨拶。

お疲れ様でした~~~最初には予定してなかった15時からの回。ほんとに感謝です。
お芝居に入り込んでいたので2時間以上経っているとは感じずびっくりでした。

次は11月!!また絶対に絶対にヘロQ行きます。


次回公演
『SYU-RA MAX』~超仕留めて候~
2006年11月22日(水)~26日(日) 於 吉祥寺 前進座劇場

by geyschio | 2006-07-08 15:25 | お芝居の話

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